ミニマリストはしっかりしている人しかなれない?
それは間違いです。
なぜなら、ミニマリストは究極のズボラ人間であるからです。
この記事でご紹介する内容は?
こちらをお伝えします。
最後まで読んでいただくと、ズボラな人がミニマリストになってみたいと思うきっかけになりますよ!
ズボラな人がミニマリストに向いてる理由4つ
私がミニマリストを目指している理由は、ラクをしたいからです。
そんな私ですが、自分はズボラだと思っています。
やるべきことを後回しにしたり、中途半端で終わらせたりする
行動や性格がだらしない人のこと
ズボラな人はミニマリストと正反対じゃない?そう思う方もいるかもしれません。
しかし、ミニマリストの行動はめんどくさいをなくす究極の方法だったりします。ここからはズボラな人がミニマリストに向いている理由を4つご紹介します。
1.迷わなくていい
2.家事をラクにできる
3.流行りが分からなくていい
4.インテリアを気にしない
以上4つです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
迷わなくていい
ミニマリストは持ち物が少ないです。それは迷いたくないからです。
・今日着ていく服に迷いたくない→服を少なく
・捨て方に迷いたくない→家具・家電を少なく
・お皿選びに迷いたくない→食器を少なく
このように物を減らすと迷うことが少なくなります。
使える物がそれしかないのなら、あるもので何とかするしかありません。人が迷う理由はたくさんの選択肢があるからです。
ズボラな人にとってたくさんの中から選ぶのはめんどくさくありませんか?ミニマリストも迷って時間を無駄にしたくない気持ちがあります。
ズボラな人とミニマリストは同じような考えを持っていることが分かりますね。
ズボラな人がミニマリストになるとめんどくさいを1つ解消することができます。
家事をラクにできる
ズボラな人にとって毎日の家事は、とてもめんどくさいですよね。やらなくていいならやりたくない。そう思う気持ちはとてもよく分かります。
私は、家族がいるから何とか毎日こなしていますが、1人なら絶対にやりません。
ミニマリストが物を持たない理由に「家事を極力したくないから」があります。
・家具が少ない→掃除がしやすい
・家電が少ない→料理の片付けがラク
・服が少ない→洗濯の量が減る
このように物を少なくすると家事がラクになります。
逆に物が多くなると家事は大変になります。
物を動かしたり、片づけたり…と手間が増えてしまいます。
持ち物を少なくして家事をラクに出来るのならミニマリストもいいのかも。と思いませんか?
流行りが分からなくていい
「今日、なんの服を着よう?」
そんな時に、服の山の一番上から適当に服を選んでしまいませんか?もしくは洗濯のハンガーからそのまま着てしまう。
・服はたくさんあるけれど、ありすぎてどんな服があるか忘れてしまった。
・流行りの服を着たいけど、結局いつも同じ服を着てしまう。
・めんどくさくてとりあえずある服ですましてしまう。
大人になると特に「流行りもの」が分からなくなってしまいます。
服は好きだけとめんどくさいが勝ってしまって。流行りも気になるけど結局いつもの服がラクなんですよね~
そうすると、着なれた服をルーティン化してしまい、タンスの奥底に忘れられた着ない服が出てきてしまいます。
頭の片隅には「もったいないし着ないと」と思ってはいるのですが、出してくるのがめんどくさい。
そんなズボラさんはミニマリストにぴったりなのです。服を最小限にすれば「もったいない服」はなくなります。
自信をもって服をルーティン化できますよ。
インテリアを気にしない
かわいい小物や観葉植物を、オシャレな部屋を目指して、飾ってみたけど部屋がごちゃごちゃしてしまった。なんて事はありませんか?
最初は良い感じに飾れるんですが、物が増えるとオシャレじゃない。私にも頑張っていた時期がありましたが、早々に諦めちゃいました。
継続してインテリアをオシャレに見せるのは難しいんですよね。たまに並べ方を変えたり掃除もしっかりして…と手間とセンスが必要です。
ズボラには難しい!
そんなズボラさんにはミニマリストが向いています。ミニマリストはインテリアも最小限です。なのに部屋がオシャレなイメージはありませんか?
特にオシャレに見せようとしなくても家がスッキリしているだけでそこそこオシャレに見えます。逆にごちゃごちゃしてると生活感が出てしまうのですね。
ズボラさんは無理にインテリアに気をつかわずに物を減らすミニマリストに向いています。
▼ミニマリストが選んだおしゃれなキッズチェアをご紹介しています。
ズボラがミニマリストになる5つのルール
どうすればズボラのめんどくさがりからミニマリストになれるのか?5つのルールをお伝えします。合わせて注意点も記載しますので是非、参考にしてみてくださいね。
1.掃除をしない
2.買い物に行かない
3.完璧主義にならない
4.リバウンドしてもいい
5.家族に強要しない
以上の5つです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
【ルール1】掃除をしない
1つ目のルールは「掃除をしない」です。
掃除をしなかったら家が汚れるよね?
そうですね。ただ掃除をしないだけだとズボラのままなので、まずは掃除をしないためには家の中をどう変えたらいいかを考えましょう。
最初は大変ですが掃除をしなくても綺麗を維持できる部屋作りをすると後からとてもラクになります。
・物が多い→散らかる→掃除が必要→【改善】物を減らす
・家具が多い→ホコリが溜まる→掃除が必要→【改善】家具を減らす
・服が多い→置き場がなくなる→整理整頓が必要→【改善】服を減らす
基本的には物を減らすと掃除は最小限で済みます。
物を減らすときのコツは、収納場所を先に用意することです。収納場所に入りきる物だけ残すようにするとスムーズに断捨離が出来ます。
【注意】捨てる事に慣れると必要な物まで捨ててしまい後悔する事があります。捨てることはあくまで、片付けの手段です。買う時に本当に必要なのかを考える。これも物を増やさないための手段です。
目的をもって断捨離をすると冷静に捨てる物の判断ができますよ。
今回は「掃除のしやすさ」を意識して断捨離しましょう。
【ルール2】買い物に行かない
2つ目のルールは「買い物に行かない」です。
買い物に行かないと生きていけないよね?
もちろん必要な物は買わないと生活は成り立ちません。全く買い物に行かないのではなく、足りない物を買い足すための買い物を心がけましょう。
買い物に行かないためのコツは「極限まで使い切る」です。
”冷蔵庫の中が少なくなってきた状態”ではなく、”全て使い切った状態”まで我慢してみましょう。
それでもついつい買ってしまう人は「ノーマネーDAY」を作ってみてください。
1日お金を使わない日を作るのです。
そうするとその日1日はお金を使いません。だから買い物には行きませんよね。そういった日を徐々に増やしていくと「買い物に行かない日」が増えていきます。
自分が思っている以上に無駄な買い物をしていたことに気づきますよ。節約にもなりますし、一石二鳥ですね。
▼我が家は家でゆっくり買い物できるコープを利用しています。ネットから注文でき、家まで持ってきてくれるので家から出たくないズボラさんにピッタリです。
【ルール3】完璧主義にならない
3つ目のルールは「完璧主義にならない」です。
ミニマリストになるなら完璧にやりきらないとでしょ?
自分で決めたことを最後までやり切るのはとても素晴らしいことです。しかし、妥協ができなくなるまで完璧を求めると本来の目的を見失ってしまいます。
今回でいうと「ズボラなミニマリストになる」が目的です。ズボラを極める為のミニマリストなので、どれだけラクできるかを大切に、目的を忘れないようにしたいですね。
0か100ではなく、50を目指してもOK!80を目指してもOK!正解は人それぞれです。
完璧にこだわらずに自分のできる所から少しずつ!
楽しくミニマリストを目指していきましょう!
【ルール4】リバウンドしてもいい
4つ目のルールは「リバウンドしてもいい」です。
先ほどもお伝えしましたが、片付けを最初から上手く行う人はいません。先週は部屋をスッキリ保ててたのに今週は忙しくて部屋が汚い…そんな日があってもいいのです。
そうなればまた片づければいいですし、部屋が汚くなった原因を考えられるチャンスです。
・帰ってきて服を脱ぎ散らかしちゃうな→服を置く場所を工夫してみよう!
・机の上が散らかりやすいな→物が増えすぎてるかも。減らしてみよう!
などリバウンドする原因を探るきっかけになります。
スッキリした部屋が快適だと気づき始めているはずですので、一度片づけ始めると元に戻したくなりますよ。
【ルール5】家族に強要しない
5つ目のルールは「家族に強要しない」です。
ミニマリストは自己満足でもあります。1人でミニマリストな生活はできますが、家族がいる場合、家族の理解がないと部屋をスッキリ保つのはかなり難しいです。
かといって、全ての人がミニマリストな生活を送りたいと考えるわけではありません。
ズボラの究極の形だとしても、感じ方や考え方は人それぞれです。それは仕方のないことです。
自分のミニマリストを家族に強要しないようにしましょう。
無理に押し付けると家族の関係性が悪くなる原因となってしまいます。
ここでも、「完璧主義にならない」「リバウンドしてもいい」この考え方を大切にしたいですね。
▼小1で学童を辞めた話をご紹介しています。気になる方は是非ご覧ください。
ミニマリストを継続させる考え方
ズボラからミニマリストに近づけたとして、それを継続させるにはどうすればいいのでしょうか?無理せず継続させる考え方を3つお伝えします。
1.1日で終わらそうとしない
2.捨てる前提で買う
3.自己満足でいい
以上3つです。詳しく見ていきましょう。
1日で終わらそうとしない
1つ目は「1日で終わらそうとしない」です。
1日で片付けや断捨離を終わらそうとすると、終わらなかった時にすっかりやる気を失ってしまいます。そうならない為に、毎日の習慣となるように意識していきましょう。
習慣化させるためには毎日少しずつ手を動かすことが大切です。
最初からやりすぎないように気をつけましょう。頑張りすぎるとめんどうになってしまいますからね。
その日に片づける場所を決めて少しずつ進めていけるといいですね。
捨てる前提で買う
2つ目は「捨てる前提で買う」です。
物が増える要因はもらうか買うかです。安かったから、欲しい物だからなど買う理由は様々ですが、何かを買う時に「これは捨てやすいか?」を考えて買うようにしてみましょう。
大きくて捨てにくい物は買うのをためらいますし、本当に必要か見極める目安になります。
私はソファーを買うかずっと迷っていますが、捨てるときに絶対大変だからと思って買うのを見送っています。
買うのはいつでも出来ますが、捨てるにはパワーが必要です。
何かが欲しい時、欲しい気持ちが先走って後悔しないように、処分のことまで考えてみましょう。
▼ついつい増えちゃうおもちゃに困っていませんか?こちらの記事でミニマリストのおもちゃとの付き合い方をご紹介しています。
自己満足でいい
3つ目は「自己満足でいい」です。
これが一番大切にしたい考え方です。ミニマリストの定義はハッキリと決まっていません。自分がミニマリストといえばそうなのです。
自己満足を続けていくことが、なりたい自分に近づく大きな一歩となります。
まわりと比べる必要はなく、自分の基準でミニマリストを楽しみましょう。
▼ミニマリストにおすすめのウォーターサーバーを紹介しています。
ミニマリストはズボラな人ほど向いている
ズボラな人はどうすればラク出来るかを考えます。
それはミニマリストも同じで、ズボラを極めようとするとミニマリストの思考にどんどん近づいていきます。
✓ズボラだけど、部屋をスッキリとキープできる
✓ズボラだけど、家事をしなくてもいい
✓ズボラだけど、中途半端にならない
そんな生活が送れるのならミニマリストもいいと思えるのではないでしょうか?
誰でもズボラな一面を持っています。言い換えると、きっかけさえあれば誰もがスッキリとした生活を送れるということです。
この記事がきっかけとなってくれると嬉しく思います。
最後までご覧くださりありがとうございました。
・ズボラな人がミニマリストに向いてる理由
・ズボラな人がミニマリストになる方法